このページはHOMEの中の 事業内容の中のスクリーン開発 です。

スクリーン開発

はじめに

創業以来、弊社は〝まく(巻く)〟技術と共に、〝まく(幕)〟の技術についても追求をしてきました。

  • 『日本が高度成長期を迎えていた昭和の時代』
    数多くの映画が製作され、町の商店街ではシーツに映画を映写する時代もありましたが、それでは折角の映画もたくさんの人たちに満足頂く事は難しい。
  • 『1960年~2000年』
    教育現場等でもOHPの映写機を使用し、発表会などを行う授業も盛んに行われスクリーンが定着しました。
    『2000年~現在』
    その後、OHPに変わってビデオプロジェクターが普及するようになりました。
  • 『1990年~現在』
    一般家庭において、ホームシアター市場では様々なハードの進化と感性に合うスクリーン素材が求められるようになりました。

この様な時代の背景に伴い、より環境に合う素材開発を行ってきました。 現在は、エコに配慮した素材や太陽光発電モジュールなどの様々な素材を、多岐に渡って開発を進めています。

ページトップへ

開発プロセス

〝まく(幕)〟のキーワードのひとつとなる、シート加工で表面反射と平面性を追求した開発のプロセスをご紹介します。

スクリーンの素材のスタートは、綿+塩化ビニール構成から始まり、表面は拡散する凸凹のエンボス加工をしていました。
プロセスその1
この素材構成で作られた生地の欠点は経年変化で縦に生地が伸びてしまい、左右はカール(左右の生地端が円弧状変形する現象)が大きく平面性も崩れてしまうことでした。

↓

この症状を解決すべく、塩化ビニール+ガラス基布+樹脂加工でシート開発し、平面性を改良しました。
プロセスその2

↓

さらに改良を進め、ガラス基布の改良と表裏のバランスを取る事に成功し、カールを小さく、同時に軽量化を実現しました。
プロセスその3

ページトップへ

更なる再現性を求めて

2002年、プロジェクターと相性の良い自然な映像を求め、また同時に脱塩ビと液晶プロジェクターとの干渉ムラを軽減した、ポリエステル+コーティング(ブラックコート)の生地開発に成功。
2010年には、反射面にもコーティングを施し、プロジェクターの本来の採色を表現できる〝白〟を追求した生地をリリースしました。
更なる再現性

環境配慮型

エコロジーを考え、リサイクル素材やリユース素材で映像も追求した素材を生み出しています。
環境配慮型

3D映像型

パッシブタイプやアクティブタイプの3D用に適した素材も自社製作し、映像の再現性評価も行っています。
3D映像型

その他の展開

お客様のご要望にあわせ、シートにインクジェット印刷を行った広告幕、記念写真用や証明写真用の背景幕なども製品化しました。
その他の展開

オーエスエムでは、素材開発から素材選定、加工方法に至るまで、
お客様のニーズに合わせたご提案をさせていただきます。
お問い合わせはこちら
HF102開発ストーリー
WF301開発ストーリー
スクリーン生地

ページトップへ


[an error occurred while processing this directive]